ランドクルーザー250は、2024年に登場したトヨタの本格SUVでありながら、日常使いでもその魅力を発揮する一台です。ただし、車重やパワフルなエンジンの影響で「燃費はどうなの?」という声も多く聞かれます。
本記事では、カタログ燃費だけでなく、実際にオーナーが記録した実燃費や口コミをもとに、ランドクルーザー250の燃費事情を深掘りします。
また、ガソリン代を気にする方にとっての注意点や、燃費向上のコツについても紹介。購入を検討している方、現在所有している方、どちらにとっても役立つ情報をお届けします。
✅ 目次
1. ランドクルーザー250とは?
出典:トヨタ公式
トヨタが2024年に発表したランドクルーザー250は、伝統あるランドクルーザーシリーズのミドルクラスに位置するSUVです。オフロード性能とオンロード快適性のバランスが取れた設計で、街乗りから長距離ドライブ、アウトドアまで幅広い用途に対応しています。ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの2種類がラインナップされており、燃費性能も進化しています。
2. カタログ燃費と実燃費の違い
ランドクルーザー250の燃費(WLTCモード)は以下の通りです:
- ディーゼル(2.8L ターボ):約8.5〜12.6km/L
- ガソリン(2.7L):約7.5〜8.6km/L
ただし、これはあくまでカタログ値。実際の運転環境や走行スタイルによって実燃費は大きく異なります。特にランドクルーザーのような重量級車両は、信号が多い市街地や冬場の暖機運転などで燃費が大きく落ちる傾向にあります。
僕自身は、メーター上では平均燃費は6.6kmとなっています。
ガソリンを選んだ所以だから仕方ありませんが、燃費は良くないですね。
3. 実燃費のユーザー口コミまとめ
多くのオーナーがSNSやレビューサイトで共有している実燃費データを集約すると、以下のような傾向が見られます:
ディーゼルモデル(2.8L)
- 市街地:7.5〜8.5km/L
- 高速道路:11.0〜13.0km/L
- 総合平均:9.5〜10.5km/L
ガソリンモデル(2.7L)
- 市街地:6.0〜7.0km/L
- 高速道路:9.0〜10.0km/L
- 総合平均:7.5〜8.5km/L
より詳しい口コミ例:
- 「思っていたより燃費は良い。高速では13km/L近く出ることもありました。」
- 「街中中心だと7km/L前後。週末ドライブがメインなら納得できる範囲。」
- 「ディーゼルの方が断然コスパが良いと感じる。」
- 「燃料タンクが大きいので満タン時のガソリン代に驚いたが、走行距離も長い。」
- 「燃費はSUVとしては妥当だけど、普段使いだけの人にはちょっと厳しいかも。」
- 「山道をよく走るが、9km/L前後は出ていて満足している。」
- 「通勤で使っているが、渋滞が多いと6km/L台になるのは悩ましい。」
4. グレード別・駆動方式別の燃費比較
ランドクルーザー250は、ZX / VX / GXなどのグレードがあり、駆動方式はフルタイム4WDが基本です。タイヤサイズや装備重量によっても燃費に差が出ます。
グレード | 駆動方式 | エンジン | 実燃費(平均) |
---|---|---|---|
ZX(ディーゼル) | 4WD | 2.8L | 約10.5km/L |
VX(ガソリン) | 4WD | 2.7L | 約8.0km/L |
GX(ディーゼル) | 4WD | 2.8L | 約9.5km/L |
5. ガソリン代を気にする人には不向き?
ランドクルーザー250はその車格や性能ゆえに、どうしても燃費はコンパクトカーやハイブリッド車と比べて見劣りします。
特にガソリンモデルの場合、街乗り中心での燃費は6〜7km/L程度となるケースが多く、燃料価格が高騰する昨今ではガソリン代が家計に響くことも。
さらに、タンク容量が大きいため給油時のコストも高め。満タンで軽く1万円以上かかることもあり、頻繁に給油する人にとっては大きな負担となりかねません。
このため、「毎月の燃料コストを少しでも抑えたい」と考える方にとっては、ランドクルーザー250は最適とは言い難いかもしれません。
2025年時点で、1回の満タンの給油で1万円は普通に超えてきます。
どうしても燃費が気になる方にはおすすめできません。
6. 燃費を良くする運転方法とコツ
- 急発進・急加速を避ける:トルクが強いので踏みすぎ注意。
- タイヤの空気圧を適正に保つ:燃費効率に直結。
- 定期的なエンジンメンテナンス:エンジンオイルやエアフィルターの交換で改善。
- アイドリングストップを活用:短時間の停車でもこまめに。
- 車内荷物の軽量化:常に不要な荷物を載せない。
- 高速に乗る:高速に乗るとほんとに燃費は上がります。10km/lは行くので下手にした道を走るよりは高速を使うのがおすすめです。
7. まとめ
ランドクルーザー250は、燃費性能においても旧モデルより大きな進化を遂げています。ディーゼルモデルであれば総合で10km/L前後を記録するオーナーが多く、重量級SUVとしては優秀な数値と言えるでしょう。
一方で、日常のガソリン代をシビアに気にする方には少々厳しい一台かもしれません。燃費よりも走破性や快適性を重視したい方には、非常に満足度の高い選択肢となります。
燃費を少しでも向上させるためには、日々の運転習慣や定期的な点検が重要です。購入前の参考に、または所有後の燃費管理に、この記事をぜひお役立てください。
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